明治大学知的財産法政策研究所

Intellectual Property Law and Policy Institute (IPLPI) at Meiji University

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* 既に終了したシンポジウム等については、概要についてはそれぞれの開催年のページを、議事録等の資料についてはArchiveのページをご覧ください。

2023年8月24日
明治大学知的財産法政策研究所(IPLPI)・バイオインダストリー協会(JBA)共催シンポジウム
遺伝資源のデジタル配列情報へのアクセスと利益配分のあり方 ― イノベーションの推進と生物多様性の保全の両立のために ―


開催概要

【開催日時】 2023年8月24日(木) 13:00-16:30
【会場】 ZOOMウェビナー
【定員】 500名(要事前申し込み)
【主催】 明治大学知的財産法政策研究所(IPLPI科学研究費補助金 基盤研究(B)「農業と知的財産」(令和2~5年度)
【共催】 (一財)バイオインダストリー協会(JBA)

【開催の背景と趣旨】

生物多様性条約(CBD)は、遺伝資源へのアクセスと利益配分について定めていますが、この定めが遺伝資源のデジタル配列情報(DSI)へのアクセス及び利用についても適用されるのかについて、イノベーションの推進と生物多様性の保全の観点から、長く議論されてきました。そのような状況の下、2022年12月に開催されたCBD第15回締約国会議(COP15)では、「DSIの使用による利益は公正かつ衡平に配分され、特徴ある解決策が必要である」ということが採択されました。 これを踏まえ、我が国は、そして国際社会は、具体的に今後どう行動すべきか、検討を深めることが急務です。そのために、明治大学知的財産法政策研究所(IPLPI)と財団法人バイオインダストリー協会(JBA)は、バイオ×デジタル研究におけるDSIの利用の実状を改めて確認し、その上で、学術研究・産業振興及び地球環境の保全のために、DSIに係る利益配分としてどのような制度が望ましいのか、またどのような制度が望ましくないのか等について検討し、広く関係者の理解を深め、認識の共有を図ることを目的として、下記の要領でシンポジウムを開催することとしました。

お申し込み

本説明会はZOOMウェビナーで開催致します。
参加費 無料(要事前申込み)
お申し込みは 【お申し込みフォーム】 よりお願いします。

申込締切
8月24日(木) 13:00まで。

プログラム
13:00~13:05
開会挨拶

13:05~13:25
「CBDにおけるDSIに関する議論の動向、COP決定と今後の方向性」
堀部 敦子 氏(経済産業省生物化学産業課)
13:25~13:45
「DSIを利用したバイオ研究」
近藤 昭彦 氏(神戸大学 教授)
13:45~14:05
「学術の発展のためのDSI制度と今後の対応」
有田 正規 氏(国立遺伝学研究所 教授)
14:05~14:25
「産業振興のための特許制度とDSI」
高倉 成男 氏(明治大学 名誉教授)
14:25~14:45
総合質疑応答
14:45~15:00
休憩
15:00~16:30
パネル討論「DSIの利益配分のあり方について」
  モデレータ:金子 敏哉 氏(明治大学 教授)
  パネリスト:堀部 敦子 氏、有田 正規 氏、高倉 成男 氏、(一財)バイオインダストリー協会
16:30~ 閉会

お問い合わせ

(一財)バイオインダストリー協会 生物資源総合研究所
 野崎・市原
 TEL:03-6665-7950
  E-mail:abs.info(at)jba.or.jp メールをお送りの際はatを@に直して下さい。






2022年1227日に開催したシンポジウム「音楽教室事件最高裁判決を語る」について、Archiveページに資料と動画のリンクを掲載しています。

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