専攻の紹介


ある意味の「ゆるやかさ」が魅力です

  明治大学「アジア史専攻」のモットーは、自主性の尊重と丁寧な教育です。学びたい、知りたいという欲求を満たすことができるところが、ここにあります。学生たちは自由な発想と主体的関心からテーマを選び、その「知りたい」という思いを満たしていきます。そこにはある意味の「ゆるやかさ」があります。

多岐にわたる研究テーマ

  2005年、明治大学文学部の「東洋史学専攻」は「アジア史専攻」と名称を変えました。古い「東洋史」の皮袋に、新しいアジアの酒(息吹)を入れるためです。そして、2005年4月には初めて「アジア史専攻」の学生が入学しました。彼らの興味や目標はさまざまで、実にアジアの東端から西端まで広がっています。
  名称変更はまた、想定を超えるうれしい結果を生み出しました。卒論論文テーマが多様化し、学生の視野はさらに広がっていきました。このような多角的な視点は、卒業後、様々な状況に向かい合う際の適切な判断力のもととなることでしょう。「アジア史専攻」は、社会の複雑化や研究のグローバル化と「学び」という場面を通してつながっています。「自分はどんな人間になりたいのか。」4年間の「学び」を通して、自分だけの「個」を確立して行ってください。

充実した指導体制

  明治大学に奉職して云年、こんな専攻は見たことないと言えます。担任の先生が顔と名前を覚えてくれる。このような大学も最近は増えてきたようですが、明治大学の「アジア史専攻」は、以前からずっとそうでした。少人数のメリットを生かして教員から個人指導に近いかたちで専門的な指導を受け、史料から歴史を読み解くおもしろさを実感できるでしょう。
  また、授業以外の専攻の年中行事や、専攻の学生同士の切磋琢磨中で、疑問を克服しモチベーションを高めることができます。何か相談事がある時には、教員や専門の相談員(TA)がいつでも質問に答えているのも魅力です。

自信をもって生きる力を蓄えて

  歴史の研究は、決して史料の読解だけで終わるものではありません。私たちが真の国際人(地球人)として生きていくためには、現地の風土への理解と、歴史的多面的な思考力を持つことが不可欠です。卒業時に希望する進路に進むことは、とても大事なことです。それにも増して、満足のいく仕事や勉強を続けていく力、それを養うことも大事です。その力を養うことができるのが、明治大学文学部の「アジア史専攻」だといえます。


こうですか!? 分かりません!
授業風景




旅に出る






教員だって旅に出る





調査と記録
(泉州ムスリム古墓)