「神保町見学会2011」の様子 (文責:櫻井、2011.9.8)

 午前中は雨の中、午後は蒸し暑い中、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 参加者は、1年生6名、2年生3名、院生2名、それに小松原ゆり兼任講師と櫻井でした。
 2年生3人は、午前中の天理ギャラリー「天理図書館開館80 周年記念特別展―新収稀覯本を中心に―」にも参加しました。この展示会では、日本のものが中心ながら、ヨーロッパや中国における印刷・出版の歴史にも触れることができました。「百聞は一見に如かず」数百年前に書かれた巻物や印刷された著作は、私たちに自分が経てきた歴史を語ってくれているようでした。
 午後からは、中国専門書籍の亜東書店東方書店内山書店アジア文庫)をまわり、1年生はその間に韓国書籍専門の三中堂も訪ねました。そのご、休憩をとりつつ(名物を味わいつつ??)、通志堂山本書店など専門古書が充実した書店を体験しました。

 以下、参加者の感想の一部です。

1 先日の神保町めぐり、非常に楽しかったです。
 私が興味を持っている騎馬遊牧民に関しての中国の本が予想以上にたくさん書店に並んでいるのを見かけ、中国語をもっと勉強していつか原文のまま読んでやる!と思いました。
中国語の勉強をするモチベーションも上がりましたし、アジア史への興味もさらに深まりました。
 書店がたくさんあるだけではなく、神保町はとても魅力的な街だなあと感じました!来年から駿河台キャンパスに通うのがますます楽しみになりました!(2年生・女性)

2 天理教の展示では貴重な書物を見ることができて興奮しました。
 古本街めぐりでは普段ではなかなか出会えないような面白い本をたくさん見ることができて楽しかったです。さらに歴史への興味がわきました。
 まだまだ見たりないので、また自分で行ってみたいと思います!またアジア史のイベントがあったらぜひ行きたいです。また楽しい企画お願いします!(2年生・女性)

 入学して間もない1年生からも、以下のような率直な感想が聞かれました。

3 地図だけでたどり着けない方向音痴の自分にとって、一度実際に行くという行為は非常に役に立ち、違うゼミの子とも新たに仲良くなれてとてもよい機会でした。実際にたくさんのアジア史関連の書籍を目の当たりにできてよかったです。(1年生・女性)

4 ゼミの垣根を越えてアジア史の1、2年で神保町を巡れて楽しかったです。中国、韓国に関する本だけを扱った店を教えてもらえたので、これからの勉強に役立ちそうです。(1年生・女性)

 特に、小松原ゼミの石山さんからは皆さんにお勧めのメッセージもありますので、掲載させていただきます。 コラムへ→

 神保町の見学会は、ここ数年同じ時期に専攻の主催で行っています。毎年趣向を変えて、展覧会の見学や大学院生研究室の見学、先生とのお茶会なども同時に行っています。専攻の皆さんも、そのお友達の皆さんも、どうぞ積極的に参加してください。