活動成果

 最近の活動としては、環境関連学会の連携として、2013年1月から人間環境問題研究会の定期的な月例会の開催支援、5月には環境アセスメント学会の公開セミナー(「風力発電施設に係る環境影響評価の現状と課題―今後の方向性について―」明治大学リバティータワー1101教室)の開催・運営支援、同6月に環境3学会合同シンポジウム(「原子力被害とその救済」明治大学リバティーホール)の開催の支援等を行っている。また、センターの受託研究として「大気環境改善のための費用対効果分析を活用した排出コントロール戦略に関する調査研究」のアドバイザリー委員会メンバーとしての活動やPM2.5の環境影響に関する研究も継続的に行っている。


環境法政策学会 豊島フィールドワークの報告(2017/2/17~2/18) 

  環境法センター長が、環境法政策学会のフィールドワークのコーディネートをした。今年は、豊島でフィールドワークを行い、17人が参加した。
  2月17日、宇野港から豊島に渡り、廃棄物対策豊島住民会議担当者の案内で豊島不法投棄現場、こころ資料館等を視察した。
 その後、直島で懇親会が開かれた。
 翌18日は、三菱マテリアル直島製錬所内の有価金属リサイクル施設の見学を行い、リサイクルの稼働状況を視察し、その後現地解散した。
 豊島では2017年3月に不法投棄の廃棄物が全て撤収されたが、2018年1月に新たに不法投棄が発見されており、今後の動向が注目されている。
 豊島の住民は、過去の事件を風化させることが無いように、その教訓を生かすべく活動を進めているようであった。

第13回 明日の環境法政策を創る会の開催報告

第13回会合が9月21日、開催されました。
まず、環境省大臣官房環境計画課 課長補佐の大川正人様より「第5次環境基本計画の策定に向けて」という議題で報告を頂きました。
そして、参加した13名により、過去の環境基本計画の策定を振り返りつつ、今後に向けて何を重点課題とすべきか意見が交わされました。
会合終了後、懇親会が持たれました。

第12回 明日の環境法政策を創る会の開催報告

第12回会合が7月25日、開催されました。
藤原たかし衆議院議員をはじめ9名が参加し、活発な議論が交わされました。
まず、環境省自然環境局動物愛護管理室の則久雅司氏より、「動物愛護管理法と動物福祉 -日本と西洋の自然観の違いがもたらす命のジレンマ-」という題で日本の動物愛護管理法の歴史と法改正の流れ、日本の現状と対策等の報告をして頂きました。特に、日本と西洋の自然観の違いがあるにもかかわらず、西洋の自然観に基づく法の考え方が導入されたことの弊害を問題提起して頂き、日本における動物愛護のあり方を議論しました。
そして、法の視点だけでなく、科学の視点や文化の視点、日本の社会・道徳観の視点等、多くの視点を取り入れるべく、実情を踏まえたバランスのとれた法政策はどのようなものか、熱い意見交換がなされました。会合終了後、懇親会が持たれました。

環境法センター長 柳憲一郎先生 表彰のご報告

平成29年6月14日にグランアーク半蔵門で環境省による「環境保全功労者等環境大臣表彰式」が行われ、環境法センター長の柳憲一郎先生が「環境保全功労者」として、環境省から表彰されました。
功労の概要については、以下の通りです。

「公害健康被害補償法及び石綿健康被害救済法に基づき行われた認定並びに補償給付及び救済給付の支給に関する処分に不服がある方が行う審査請求に対して、審査を実施し、もって公害健康被害者の救済に貢献した。」

第11回 明日の環境法政策を創る会の開催報告

第11回会合が5月24日、開催されました。
藤原たかし衆議院議員、森島昭夫名古屋大学名誉教授、大塚直早稲田大学教授をはじめ11名が参加し、活発な議論が交わされました。
まず、環境省地球環境局総務課の上田健二氏より、「地球温暖化対策に対する最新の動向について」という題でパリ協定発効とその後の世界の動き、それに対する日本の対策の状況を報告して頂きました。
質疑応答では、日本の今後の取り組みについて、何が有効かをめぐって議論が交わされ、CCSや洋上風力等、様々な論点の意見交換が熱心になされました。
会合終了後、懇親会が持たれました。

第10回 明日の環境法政策を創る会の開催報告

第10回会合が2月22日、開催されました。
藤原たかし衆議院議員、森島昭夫名古屋大学名誉教授をはじめ10名が参加し、活発な議論が交わされました。
まず、百瀬嘉則室長補佐より、化審法の施行状況として、WSSD2020年目標に向けた検討状況を説明していただき、
現在検討中の化審法の見直しについての現況を報告していただきました。
質疑応答では、災害などを想定した毒性の評価のあり方や毒性評価におけるテストガイドラインなどをめぐって、
具体的な課題を洗い出し、制度改善に向けた提言が熱心になされました。
会合終了後、懇親会が持たれました。

第10回 明日の環境法政策を創る会開催のお知らせ

当初予定していた講師の 上田 健二 様が2月22日国会での対応の為、出席できなくなりました。 つきましては、お呼びする講師の方とそれに伴って議題が変更となりましたのでご連絡申し上げます。
・日 時 : 平成29年2月22日(木)18:30~20:00
            
・場 所 : 明治大学 グローバルフロント 7階 C4会議室
              東京都千代田区神田駿河台2丁目12
  
・議題・講師
  ・講師 環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室
     百瀬嘉則(ももせよしのり) 室長補佐
 ・変更後の議題
     「化学物質審査法の改正について」

第10回 明日の環境法政策を創る会開催のお知らせ

・日 時 : 平成29年2月22日(木)18:30~20:00
            
・場 所 : 明治大学 グローバルフロント 7階 C4会議室
              東京都千代田区神田駿河台2丁目12
  
・議題・講師
 ・議 題 :地球温暖化対策について 
 ・講 師 :環境省 地球環境局 総務課課長補佐  上田(かみだ) 健二 様

環境法政策学会 別子銅山フィールドワークの報告(2017/2/11~2/12) 

 昨年に引き続き、環境法センターが、環境法政策学会のフィールドワークのコーディネートをした。今年は、愛媛県新居浜でフィールドワークを行い、17人が参加した。
  初日、広瀬記念館では、別子銅山繁栄の礎を築いた広瀬宰平の軌跡の追いつつ、公害問題の発生とその対処についての説明を受けた。
 また、マイントピア別子では、銅山の採掘模様や跡地を見学した後、懇親会を行った。
 二日目、別子銅山記念館で、別子銅山の歴史と事故対策・公害対策、新居浜市と住友の関係などの説明を受けた。
 「東の足尾、西の別子」と呼ばれ、日本の近代化に大きな貢献を果たしたと共に、公害問題を引き起こしているが、意外に、別子銅山の実情を知る機会は少ない。日本の発展の中で、公害問題に対し、どのように対処してきたのか、時代に隠れた環境問題を知ることができた有意義な2日間となった。

環境法政策学会 鞆の浦フィールドワークの報告(2016/2/27~2/28)

  昨年に引き続き、環境法センターが、環境法政策学会のフィールドワークのコーディネートをした。今年は、鞆の浦でフィールドワークを行い、昨年を超える24人が参加した。
  2月27日、鞆の浦に現地集合し、13時より現地NPO法人の戸田氏の案内の下で鞆の浦の街並みの歴史を、街歩きをしながら学んだ。そして、高台に登り鞆の浦湾を見渡しながら、埋立架橋計画の現況を視察した。その後、常夜燈、太田家住宅等も見学した。
 16時から御舟宿いろはにて、鞆の浦景観訴訟の勉強会が行われた。創価大学法学部教授、朝賀広伸会員より基調報告として、鞆の浦景観訴訟の判決の概要とその検討がなされ、それを受けて、NPO法人代表の松居秀子氏より、コメントを頂き、訴訟に至る経緯、訴訟における審理の様子と地域住民の対応、判決後の新たな問題等の最新状況の情報提供を受けた。質疑応答を中心に、議論は盛り上がり、鞆の浦訴訟を契機に、環境問題の背後にある社会問題も含めて再考するよい機会となった、
 18時より同所で懇親会が開かれ、多くが引き続き参加し議論を深めた。
 翌28日、9時より仙酔島に渡り、島の散策を行った上で、午後に解散した。
 以上、鞆の浦の景観問題を学ぶと共に、訴訟後5年以上を経過したものの、まだまだ続いている問題であり、引き続き注視していかなくてはいけない問題であることを再確認することができた有意義な2日間となった。

第6回 明日の環境法政策を創る会開催のお知らせ

・日 時 : 平成28年5月19日(木)18:30~20:00
            
・場 所 : 明治大学14号館6階A会議室
              東京都千代田区神田駿河台1-1
         http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
       キャンパス地図URL参照(添付)
  
・議 題 : 「原子力規制の現状について」

・講 師 : 原子力規制庁長官官房総務課総括係長 小林 祐紀 様 (こばやし ゆうき)

第5回 明日の環境法政策を創る会開催のお知らせ

・日 時 : 平成28年1月20日(水)18:30~20:00
            
・場 所 : 明治大学14号館6階A会議室
              東京都千代田区神田駿河台1-1
         http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
       キャンパス地図URL参照(添付)
  
・講 師 :「名古屋議定書について」
        環境省 自然環境局 総務課 課長補佐 
                                       島田 智寛 氏

第4回 明日の環境法政策を創る会の開催報告

以下の日程で、第4回会合が開催された。日時及び出席者等は以下の通り。
・日 時 : 平成27年12月16日(水)18:30~20:00
            *会合終了後、実費にて懇親会を実施した。
・場 所 : 明治大学14号館 6階 第2会議室
       東京都千代田区神田駿河台1-1
・講 師 :  環境省総合環境政策局環境経済課 課長補佐 近藤慎吾氏


出席者
森嶋 昭夫   名古屋大学名誉教授
柳 憲一郎    明治大学法科大学院教授・環境法センター長
石野 耕也    中央大学法科大学院教授
岡松 暁子    法政大学人間環境学部教授
村田 嘉壽子  環境ジャーナリスト(環境法センター客員研究員)
小松 英司    環境創生科学研究所所長(環境法センター客員研究員)
小林 頌太郎  弁護士(環境法センター客員研究員)
中村 健太郎  明治大学法学研究科博士課程(産業環境管理協会研究主幹)
長島 光一    明治大学法学部助手
深井 麻妙    明治大学法科大学院生(記録係)
柳下 正治   上智大学大学院 地球環境学研究科 客員教授
        (一社)環境政策対話研究所 代表理事
藤原 崇      衆議院議員(環境法センター客員研究員)
近藤慎吾      環境省総合環境政策局環境経済課 課長補佐
細川 真宏    環境省大臣官房総務課 政策企画調査官

会合概要
第4回会合は、定刻の18時30分から始まり、明治大学環境法センター長柳憲一郎教授から発表者等の紹介があった。
報告は、「環境金融について」と題して、18時30分から1時間程度、国内外の動向について報告があった。
その後、熱心な質疑が交わされた。質疑の一端を紹介すると、
①環境省の予算はなぜ低いのか、
②中小企業にお金が回る仕組みとなっているか、
③イギリスはグリーン投資を行っているか、
④IFCに加入しているか、
⑤ESGをどう考慮するのか、
⑥世界的流れに遅れていることを認識すべきではないか、
⑦工区最適な連携を強化すべきである、
⑧優先順位をつけて行っていくべきなどについて、質疑応答がなされた。
なお、会合は定刻通り20時頃に閉会し、その後、懇親会会場に移動した。(深井)

会務事項
この会合は、毎月第3週の水曜日18時30分~20時まで開催する。なお、都合によって、第2週に変更する。
次回は、2016年1月20日18時30分~明治大学14号館6階会議室で開催予定。
テーマは、追って連絡します。
       

第3回 明日の環境法政策を創る会の開催のお知らせ

第3回 明日の環境法政策を創る会のご案内

日   時 : 2015年11月18日(水)18時30分~
場   所 : 明治大学14号館6階A会議室
講   師 : 環境省総合環境政策局環境経済課
テ ー マ : 「環境と金融」


第4回予定
2015年12月16日(水)18時30分~明治大学14号館6階A会議室
終了後に忘年会を予定しています。
 
       

第2回 明日の環境法政策を創る会の開催のお知らせ

第2回 明日の環境法政策を創る会のご案内

・次 回 日 時 : 平成27年10月28日(水)18:30~ 
・場     所 : 明治大学14号館6階A会議室
           東京都千代田区神田駿河台1-1
・講     師 : 環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室室長補佐  
                                           谷貝 雄三氏
           「リサイクルについて」
 

第1回 明日の環境法政策を創る会の開催報告

以下の内容で、標記会合の第1回のキックオフミーティングが開催された。
日時及び出席者等は以下の通り。

・日 時 : 平成27年9月25日(金)18:30~20:00
・場 所 : 衆議院第二議員会館 地下1階 第2会議室 
       (東京都千代田区永田町2-1-2)       
・講 師 :  環境省地球環境局総務課課長補佐(総括担当)井上  和也 氏 
       「地球温暖化対策について」


出席者

柳 憲一郎    明治大学法科大学院教授・環境法センター長
石野 耕也    中央大学法科大学院教授
岡松 暁子    法政大学人間環境学部教授
北河 隆之    琉球大学法科大学院教授(環境法センター客員研究員)
村田 嘉壽子  環境ジャーナリスト(環境法センター客員研究員)
朝賀 広伸    創価大学法学部教授
本間 勝      明海大学不動産学部准教授
小松 英司    環境創生科学研究所所長(環境法センター客員研究員)
小林 頌太郎  弁護士(環境法センター客員研究員)
久保田 泉    国立環境研究所研究員
中村 健太郎  明治大学法学研究科博士課程(産業環境管理協会研究主幹)
長島 光一    明治大学法学部助手
深井 麻妙    明治大学法科大学院生(記録係)

藤原 崇      衆議院議員(環境法センター客員研究員)
中山 嘉隆    藤原崇事務所秘書 

環境省
細川 真宏    環境省大臣官房総務課政策企画調査官
井上 和也    環境省地球環境局総務課総括課長補佐


会合概要

第1回会合は、定刻の18時30分から始まり、冒頭、明治大学環境法センター長である柳憲一郎教授がこの会の趣旨設立の経緯等について説明され、出席者の紹介があった。
報告は、「地球温暖化対策について」と題して、井上和也氏(環境省地球環境局総務課課長補佐)から1時間30分、国内外の動向について報告があった。
その後、熱心な質疑が交わされた。質疑の一端を紹介すると、

①ロス&ダメージは何を保障するか、どのような仕組みとなっているか。
②JCMは従来のCDMとどう異なるのか。
③GFとJCMはどう異なるか。
④今後、どこまで議論が進むのか。
⑤2030年までに温室効果ガスの排出を26%削減には、JCMの数値が含まれているか。
⑥2030年までに26%削減するとしているが、カーボンを足すとマイナスとなるか。日本の技術で世界に貢献できるか。
⑦なぜ、発電のために石炭を使用しているのか。天然ガスの方が二酸化炭素の排出量が少ないことから、使用するなら天然ガスより石炭の方が適切でないか。
などについて、質疑応答がなされた。

なお、会合は定刻を20分過ぎ、20時20分に閉会し、その後、懇親会会場に移動し、10時30分に散会した。(深井麻妙)
会務事項
この会合は、毎月第3週の水曜日18時30分~20時で定例的に開催する。
なお、都合によっては、第2週に変更することがある。
・次 回 日 時 : 平成27年10 月28日(水)18:30~ 
・場     所 : 明治大学14号館を予定 (詳細は追って連絡) ★変更しました。      

環境法政策学会 水俣フィールドワーク(2015/3/29~3/30)

 環境法センターが、環境法政策学会の水俣フィールドワークのコーディネートをし、18人が参加した。
 水俣に現地集合し、熊本県環境センターを自由見学後、環境省水俣病情報センターおよび市立水俣病資料館の館内説明を職員によりして頂いた。
 現場ならではの貴重な資料を見るとともに、どの場所でどのような被害が発生したかという実態を多角的に学ぶことができた。
 埋め立てられた親水護岸・慰霊碑や水俣病被害のはじまりとなった百間排水口を散策した後、(財)水俣病センター相思社・水俣病歴史考証館を見学した。
 被害者支援の立場から、水俣病被害の実態を説明をして頂いた。
 翌日は、環境省国立水俣病研究総合センターに行き、最新の水俣病研究を紹介して頂いた。
 水銀の調査・研究のみならず、開発途上国の水銀対策等、国際的な動向も知ることができた。また、頭髪による水銀暴露検査も体験し、実験施設の見学も行った。
 以上、水俣病の被害実態、現状の対策、将来に向けた研究等、水俣病の過去・現在・未来を知るよい機会になった二日間になった。