日時 | 2017年6月14日(水)開場:18時 開演:18時30分 終了:20時30分予定 どなたでも参加可能、事前申し込み不要 |
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場所 | 東京大学駒場キャンパス21 Komaba Center for Educational Excellence K213室 |
主催 | 科学研究費補助金基盤A「東アジアにおける正義へのアクセスのためのネットワークガバナンスの検証」(東京大学・佐藤 安信教授代表、研究課題番号 16H02003) |
共催 | 明治大学現代中国研究所、立教大学アジア地域研究所 |
香港では2014年、中環(セントラル)の道路などを長期間占拠したデモ「雨傘運動」が発生したが、学生や市民の民主を求める訴えは当局によって斥けられた。当時運動を率いた若者たちは、新政党(香港衆志)を結成するなど、運動を続けている。香港の民主はどこに向かうのか、若者たちは香港の将来をどう描こうとしているのか。「雨傘運動」で中心的役割を果たし、日本や世界でも多くの注目を集めた当時の指導者が大いに語ります。
黄之鋒(Joshua WONG)
1996年生まれ。政党「香港衆志」秘書長
2011年、「愛国教育」に反対する中高生の団体「学民思潮」を結成し、その召集人を務める。デモや集会によって政府に「愛国教育」の必修化撤回を迫り、注目を集める。2014年9月には、中国政府が提案する限定的な普通選挙案に反対し、授業ボイコットや集会を指導、「雨傘運動」の火付け役の一人となり、米「タイム」誌の表紙を飾る。2016年4月に新政党「香港衆志」を結成、秘書長となり、同年9月の立法会議員選挙では大学生の羅冠聡を擁立して当選を実現。現在、香港公開大学に在学中。
周庭(Agnes CHOW)
1996年生まれ。政党「香港衆志」常務委員
黄之鋒らの「学民思潮」に加わり、スポークスパーソンとして活躍。独学で日本語を学び、テレビ東京など多くの日本メディアにも登場。「香港衆志」にも結党当時から副秘書長として参加。現在、香港浸会大学に在学中。
解説とコメント:倉田徹(立教大学法学部教授)