明治大学現代中国研究所は5月27日(日)、第20回日本台湾学会の特別企画、科研費「台湾・中国におけるLGBT権利保護法制整備への道」(鈴木賢研究代表)の一環として、国際公開シンポジウムを開催いたします。参加をご希望される方は台湾学会(リンク)までお申し込みください。
【趣旨説明】
2017年5月24日、台湾司法院大法官は現行民法の婚姻に関する規定を憲法22条が保障する婚姻の自由、7条の法の下の平等に反しているとする憲法解釈を示した(第748号解釈)。立法院に対して2年以内に法改正することを命じ、それがなされなかったとしても現行法によって同性間の婚姻の登録を受け付けるとした。これにより台湾は2年以内にはアジアで初の同性婚承認国となることが確定した。
本企画は、この解釈の法的な意味を解読するとともに、このような家族法の大変革を可能とした背後にある社会的、政治的力学、今日の台湾がおかれている国際的位置づけについて考察、分析することを目的とする。
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日時 | 2018年05月27日(日)(学会2日目) 10:00〜12:30(開場・受付 09:30) |
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会場 | 横浜国立大学常盤台キャンパス教育文化ホール大集会室 |
参加費 | 無料 |
主催 | 日本台湾学会 |
共催 | (公財)日本台湾交流協会、横浜国立大学国際戦略推進機構 |
司会・企画責任 | 鈴木 賢(明治大学法学部) |
参加申込方法 | 日本台湾学会ウェブサイトのトップページ(http://www.jats.gr.jp/)から参加登録フォームにお進みいただき、必要事項をご入力ください。(先着順。定員250名に達し次第申込受付が終了となります。ご注意ください) |
問い合わせ先 | 実施責任者:垂水千恵(横浜国立大学国際戦略推進機構)c-tarumi@ynu.ac.jp 企画担当:鈴木賢 xianken@mac.com |
◎尤美女(立法委員):2013 年以来、立法院に同性婚承認のための民法改正案を提案するなど、政治部門における主要な推進者。
◎沈秀華(清華大学社会学研究所副教授、婦女新知基金会理事長、性/別研究):
女性運動のリーダーとして婚姻平等化運動を支援。
使用言語:中国語 (日本語への同時通訳あり)
通訳者:徐行(東京大学助教)
参加費無料。
会員以外の方も参加できますが、会員・一般ともに事前登録が必要です。
事前登録がない場合はご入場いただけないことがありますので、ご注意ください。
http://www.ynu.ac.jp/access/index.html
横浜駅からのバスのご利用は以下の通りです。詳細は上記URLでお調べください。
※会場に一般向けの駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
キャンパスマップ http://www.ynu.ac.jp/access/pdf/YNU_MAP_J.pdf