木製のおもちゃヒコーキ



 近くのCharity Shop の1つに立ち寄ったところ、左の木製のおもちゃヒコーキが売りに出ていました。早速、購入しました。3ポンドでした。木製のおもちゃヒコーキは、実は、まえからほしかった。イギリスでは、第二次世界大戦前(または直後くらい)に、手作りのものがあって、それがたまに売りにでることを私は知っています。でも、高い。壊れているのに、 ビックリする値がついています。そう思っていたところに、これを見つけたので、すっかりうれしくなって購入しました。

 さて、このヒコーキです。このヒコーキは、木製の手作りですが、素人が個人的につくったものではなく、「大量生産」されたものと思われます。部品と部品の接合が非常に強くできていて揺るぎがまったくなく(おそらく接合部は木または鉄のくぎが打ち込まれている)、素人がこの強度を出すのは難しいように思います。この強さのため、このヒコーキを子供がかなりひどく扱ってぶつけていますが、はげはあるものの、まったく壊れたところはありません。黒い車輪も木製ですが、まったく支障なくスムースに回転します。 

 このヒコーキのデザインは、ガーナ航空です。尾翼の国旗は、まさしくガーナ国旗です。機種は何でしょうか。確実なことはいえませんが、マニアがみると、ある1つの機種のイメージでつくられていることに、大方の意見は一致するでしょう。よくできています。それはボーイング737の100ないし200です。全体のイメージはもちろん、とくに、主翼についているジェットエンジンのイメージがそっくりです。ボーイング737の−100ないしー200はもう40年も昔のジェット旅客機です。よく似た形で、、次の世代の737の−300,−400,−500も生産が終わり、現在は、その次の世代の−600,−700,−800が生産されています。

 このおもちゃヒコーキはどのようにしてつくられ、ロンドン北部のCharity Shopで売られることになったのでしょうか。以下は私の想像です。このおもちゃヒコーキはガーナ製です。ガーナで少し前(20−30年前?)につくられた。そのころは、人件費がまだ安かったので、プラスチックでつくるよりも、木製の手作りの方が安くできた。でも、造りも塗装もしっかりしているので、「高級品」で高価であったと思われます。それを買い与えられたガーナの子供が、子供のときに、それを手にもって、イギリスに移住した。子供は大きくなるとともに、このおもちゃヒコーキは忘れられて、物置かどこかに放置された。それが、引っ越しか何かで家を片付けることとなり、これが出てきた。その他の不要品とともに、Charity Shopに寄付された。こんなところではないかと思います。

 私としては、このおもちゃヒコーキを、大変に気に入っています。