| 日時 | 2009年 7月 17日(金) 16:20~18:00 |
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| 場所 | 駿河台校舎 リバティタワー6階 1064教室 |
| 講師 | 慶応義塾大学 文学部教授 野村 伸一 |
東シナ海とは、地理上の地域であると同時に中国(主に江南地方)、朝鮮半島、日本列島、孤琉球などに広く見られる稲作文化・海洋文化・巫覡・芸能等の共通文化圏を指すものである。講義で特に印象深かったのは、毛越寺の延年舞の事例で、そこには、朝鮮の仮面戯や中国の儺儀などとの類似性があることが具体的に論じられた。延年舞の祭祀は、鬼やらい(儺儀)が芸能化したものという単線的な発展過程を考えがちであるが、そこに東シナ海文化圏という視点を広げることで、日本文化史の「固有性」を乗り越えていく可能性が提示されたように思われる。(参加者:20名 研究推進員:袴田 光康)

