明治大学商学部講義
経営情報システム論A (2単位) 3・4年生対象
概要・目的
≪授業の到達目標及びテーマ≫
激しい変化を続け,不確実性の高いビジネス環境の中で活動する現代の企業にとって,効率的で有効な情報処理とコミュニケーションの仕組み,すなわち経営情報システム(MIS)を開発し,利用することは,企業経営上の重要な課題である。情報通信技術(ICT)の目覚しい発展と普及は,今日,多様な企業ビジネスのあり方を実現するMISの構築を可能にしている。本講義においては企業経営の観点から,こうした現代的なMISの開発,利用,管理について学ぶことを目的とする。
≪授業の概要≫
MISを用いた「情報経営」のあるべき姿について考察する。
講義予定
第1回:企業経営における情報処理とコミュニケーション
第2回:情報社会と企業経営
第3回:経営情報システム論の基礎理論
第4回:経営情報システムの変遷と役割期待
第5回:情報通信技術の発展(1)
第6回:情報通信技術の発展(2)
第7回:経営情報システムの設計と開発
第8回:経営情報システムの管理
第9回:ビジネスプロセス革新
第10回:ネットビジネス
第11回:ユビキタスコンピューティング
第12回:情報技術と組織変革
第13回:情報技術と組織コミュニケーション
第14回:経営情報システムと社会
第15回:経営情報システム論の今後の課題
履修の注意点
講義を理解するためにリーディングアサインメントが課されるので,予習を怠らないこと。
教科書
遠山曉・村田潔・岸眞理子(2008)『経営情報論(新版)』有斐閣
成績評価の方法
期末試験+平常点
経営情報システム論B (2単位) 3・4年生対象
概要・目的
≪授業の到達目標及びテーマ≫
企業において開発され,利用される経営情報システム(MIS)の品質は,企業が提供する製品・サービスの質を定め,直接・間接に社会の広い範囲にわたる人々への影響力を持つため,企業の社会責任ならびに倫理と深く関わっている。本講義では,企業における情報通信技術(ICT)の利用に関わる社会的影響の理解とそのコントロールについて学ぶことを目的とする。
≪授業の概要≫
ケースメソッドを用いた学習を通じて,社会的品質の高いMISをどのように実現するのかについて,学生と討論しながら理解を深めていく。
講義予定
第1回:企業経営と情報倫理
第2回:情報通信技術の社会的インパクト
第3回:技術・法・倫理
第4回:企業倫理・CSRと情報通信技術
第5回:セキュリティとITガバナンス
第6回:情報システム品質と情報品質
第7回:情報品質保証における企業の社会責任
第8回:情報通信技術とプライバシー
第9回:個人情報データベースの活用と個人情報保護
第10回:監視社会と社会的選別
第11回:情報技術専門家の倫理
第12回:職場の情報化と人的資源管理
第13回:知的財産権保護と情報技術
第14回:ネットビジネスにおける倫理問題
第15回:ビジネス情報倫理の今後の課題
履修上の注意
講義ではほぼ毎回事例を用いて議論が行われる。事例等の講義資料は事前にOh!Meijiシステムからダウンロードしておくこと。
教科書
村田潔編(2004)『情報倫理:インターネット時代の人と組織』有斐閣
成績評価の方法
事例についての議論と,その内容の報告を中心とする講義への貢献と,レポートによって評価する。