13期生ゼミ長挨拶

   大島大

 西川ゼミナールホームページへようこそ。

 西川ゼミ13期ゼミ長の大島です。

 西川ゼミの研究テーマは国家論というものですが、どういうものであるかご存知でしょうか。“国家”というフレーズを聞いてとまどう方も多いことでしょう。また、国家論とは、「国家とはこうあるものだ!」と理想を掲げる学問であるような印象を抱くかもしれません。

 しかし、西川ゼミでの国家論の捉え方は、具体的現象を通して現代国家の機能と構造を科学的・実証的に解明していくというスタンスです。西川ゼミでは、こうした意味での国家論を幅広く基礎から勉強していきます。

 授業は3・4年合同、2時限連続で行われます。前期では指定されたテキストをもとに、日本の政治・行政について基礎知識を身につけます。それをもとに、後期からは卒論に向けて各人が興味のあるテーマを選び、深く研究していきます。加えて、年に2回行われる課外ゼミでは教室を飛び出し、国会議事堂や政党本部など、普段はなかなか行くことができない政治・行政の現場を体験します。これは、机上の知識を補完するいい機会になっています。


 また、西川ゼミでは年に一度、ゼミ機関誌『Beyond the State』を発行しています。これは明治大学図書館のみならず、国立国会図書館にも所蔵されています。『Beyond the State』に投稿することで、自分のゼミ活動の足跡を残すことができます。

 さて、ここまで説明を読んで西川ゼミについて堅苦しいイメージを持った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことはありませんのでご安心ください。

 西川ゼミの最も素晴らしいところは脱線が許される、むしろ歓迎されるところだと私は思っています。個性豊かな先輩・同輩と共に楽しく勉強できる場所がここにはあります。ですから政治・行政について関心がある人はもちろんのこと、今まで全く興味のなかった人にも是非、西川ゼミへ来ていただきたいと思います。

2007年9月11日


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