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石川邦芳 言語学研究室

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  制作協力:俵木裕毅

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- プロフィール -

石川邦芳 (いしかわ くによし)
明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授
明治大学 文学部 兼任講師

言語学 (学術) 博士 [イエール大学]
哲学 (言語哲学) 修士 [イエール大学]
言語学修士 [イエール大学]
教育学 (英語教育) 修士 [東京学芸大学]


<言語科学:文・談話・発話間関係の意味構造と情報伝達の言語コミュニケーションモデルの研究>

*元々言語学の中で意味論を研究し、文の統語的仕組みとそれに対応すべき文の意味である命題の構造とをどのように統合できるかという点から、文主語の意味的特徴の一つである動作主性(Agentivity) について研究をしました。さらに、文より大きい単位であるテキスト、特にドラマの戯曲等を分析し、そこに描かれる会話の不条理さの世界が現実の会話当事者間でのどのような会話の型を反映するか、等についても研究をして参りました。

*現在は談話という、話し手と聞き手の言語コミュニケーションにおける情報伝達についての構造論や、談話表示のモデルそのものの構築に携わっています。2004年4月にシカゴ言語学会で発表した論文では、統語上は問題が無いにもかかわらず音調次第では文として聞き手に容認されないものになってしまうという一見矛盾する事実が、話し手と聞き手が共有する談話の情報伝達構造によって説明できることを述べました。新情報がどのように伝達されるかが、一つのカギとなることをさらに多くのデータから立証すべく研究しております。

*一方、大学院時代から言語習得の仕組みに関する理論に興味を持っています。この視点からの研究は未だいろいろな可能性を持っているように思います。その成果を演習や講義の中で取り入れていきたいと存じます。