MSUの労使関係研究所SLIRについて(更新日02/10/20)

 SLIRは、直訳すれば、労働と労使関係研究科となるのであろうか、日本式にいえば大学院である。ここには労使関係と人事労務管理に関する修士課程と、社会科学部( College of Social Science )と連携して人事労務と労使関係の博士課程がある。現在、ドクター・コースには4人、マスター・コースには150人の学生が学んでいる。この研究科の目的は労使関係の改善と労働者の職務満足を獲得することだとされている。これらを経営学と労使関係論を中心とした30人の教員と15人の事務スタッフで運営している。

 この他、同研究科には、人事労務と職業教育に関する教育研究センター、安全と衛生教育プログラム、賃金研究センターなど、正課以外の研究教育センターをもち、内外の多様な機関と共同しながら積極的な活動をしている。
 すでに2000人を越える修士課程の卒業生を世に送っているが、そのほとんどは、企業の人事労務専門家、労働組合の役員、労使関係の専門家、などとして活躍しているという。

 今回の私の在外研究の世話をしてくれたのは、Michael Moore といって、主として自動車産業の人事労務、生産システムについての研究者である。数回の彼のレクチャーをのぞいた限りでは、トヨタ生産システムを中心とした人事労務、報酬管理、組織構造を熱心に講義していた。研究の内容についてはまたの機会にしよう。


     
SLIRの授業がおこなわれる North Kedzie Hall          SLIRと私の研究室がある South Kedzie Hall


Letter from Michigan へ