黒田ゼミナールは「授業」ではない,

知的な営みをする「生活の場」である!

 

 大きな声でこのように叫びながら(決して吠えているのではありません)、中高年と若年層、男と女、日本人と外国人が共に働き、共に生き、共にハッピーになるためにはどうしたらいいのだろうか。今の企業と人事労務管理は果たしてそのことに応えているのだろうか。
 私のゼミナールでは、このことについて調べ、考え、議論してます。

 いうまでもなく労務管理はヒトを対象とした管理だから、そしてヒトは多様な能力と多様な個性をもっているのだから、容易な課題ではありません。しかし即答が容易ではない課題を調べ、考え、そして口角泡を飛ばして熱い議論をすること、このことを何よりも大切にしたい。何よりも自分のアタマで考えること、これを大切にしたい。即効性のある対策よりも、モノを根底から考え、問題の所在を見極めることの方が何倍も大切だから。

 だからゼミは知的な営みをする「生活の場」である必要があります。
 つまらないお勉強ではなく、日常の目線から社会を観察する場にしたいと思ってます。そこに行けば得難い仲間に会える、そこでの議論では、嬉しさも勇気も口惜しさも憤慨もみんなある。そんな学生時代の「知的おもしろ共同空間」、それをめざしたい。
 しかし知的な営みである以上は、甘えは許しません。
 ゼミは「教室」ではなく、職業生活に入る前の訓練の「場」、知的な真剣勝負の「場」なのです。ですから平常のゼミだけでなく、時には居酒屋で、時にはリゾート地で、時には他大学に乗り込みます。
 この「場」に入るための最低条件は二つ、「一生懸命さ」「知的好奇心」です。これに自信のない人は入場しない方がいい。逆に自信のある人はいつでもドアをノックして欲しい。

 学生時代の後半の貴重な時期、有意義な時間を共有しましょう。
そのためには一切の甘えは禁物です。自分に厳しくなろうという人、ぜひゼミのドアをノックして下さい。


 さて、こうして研究室のドアをたたいて入場してきた学生たち、誰もが皆、激しく、熱く、楽しく学び、語り、遊んだはずです(……っと私は思っています)。
 私たちのゼミでは、この2年間に学んだものを卒業論文にまとめ、提出することを義務づけています。通常は3月に掲載していましたが、昨(2011)年の14期生が懸命になって書き上げた卒論は、悲劇的な大震災のために準備が整いませんでした。
 それ以降も、私が多忙を極め、作業が出来ませんでした。14期生の皆さんには申し訳なく思ってます。
 ここに改めて14期生全員の卒業論文を掲載します。本人たちは間延びした感があるに違いありません。しかし黒田ゼミ卒業生としての「証」になるべく作品であり、一人一人の熱く激しい汗の結晶です。

 氏名の部分をクリックすれば本文が見られます。

第14期生

 6組 2番 阿部江里子 子どもをもち働くということ

 6組 5番 安斎拓哉   雇用情勢の悪化を食い止める −−−よりよい企業コンプライアンスを目指して

 8組 3番 阿部峻吾   今日の中小企業における人材確保・育成

 8組 4番 荒木雅人   戦力外を通告された男達

 8組39番 舛川広記   日本の長時間労働 −−日本にもバカンスを−−

 9組16番 島巡 花   高校生のキャリア教育

13組 4番 石川仁美   人財のグローバル化 −−−望ましい外国人労働者のあり方−−−

14組40番 八木博美   大学におけるキャリア教育

14組41番 山本知明   企業内教育とキャリア形成

15組24番 土屋裕紀   保育士・介護士が生き抜くには

15組30番 中野史也   若者はなぜ仕事を辞めるのか −−若者早期離職の現状と対策−−

17組 7番 市場康太カ  ハラスメントのない職場を実現するために

17組13番 鹿子木 綾   教師になんてなりたくない! −−教師の労働環境を調べる−−

18組28番 高澤 麗    これが私たちの就活だ

18組41番 安ヵ川 祥子
  夢追求フリーターの研究

19組17番 佐野誠一郎
   Jリーガーのセカンドキャリア −−いざという時のリスク管理

20組16番 黒木心介    働くママ達の現状 −−働くママの笑顔を追い求めて


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