お知らせ

最終課題レポートの提出について

レポート課題
授業で学んだことを踏まえて、日本の労働社会における問題点をあげて、その解決策を具体的に論じなさい。字数は3000字以上とすること。

レポート作成において、事前に、以下の参考図書か、自分で探した関連する図書を1冊以上読み、そこから引用すること。

参考図書:
宮里邦雄・川人博・井上幸夫『就活前に読む〜会社の現実とワークルール』旬報社、2011年
濱口桂一郎『若者と労働〜「入社」の仕組みから解きほぐす』中公新書ラクレ、2013年
濱口桂一郞『働く女子の運命』文春新書、2015年
中澤誠『ルポ 過労社会』ちくま新書、2015年
森岡孝二『雇用身分社会』岩波新書、2015年
小杉礼子・鈴木晶子・野依智子・横浜市男女共同参画推進協会『シングル女性の貧困』明石書店、2017年
石田眞、浅倉むつ子、上西充子『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』旬報社、2017年

提出方法
表紙(学部、学年、組、番号、氏名を明記のこと)をつけること。
フォーマットはMS Wordまたはテキスト、PDFとすること。
Oh-o! Meijiシステム内の遠藤公嗣(経営学部)担当「学部間共通総合講座(講座名:労働講座企画委員会寄付講座「未来の自分をつかめ~OB・OGの働き方をとおして考える」)」(火曜日2限)のレポートとして提出すること。

提出期限:7月23日(月)午後1時(厳守)

最終課題レポートについて(PDF)

労働講座のFacebookページ

労働講座のFacebookページを開設しました。講座関連情報を掲載する予定です。
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配布資料

授業で使用したレジュメ、資料などはこのサイトからダウンロードできます。「配布資料」のところをクリックして下さい。「このリンクは無効」などと表示されて、うまくダウンロードできない場合は、表示アドレスを再度読み込んでみて下さい。

過年度の労働講座の実践報告

PDFファイルをダウンロードできます。

青野恵美子「大学における労働教育:明治大学2012年度労働講座の実践から」『労働法律旬報』1777号(2012年10月10日発行)
青野恵美子「大学における労働教育:労働講座の実践から学ぶこと」『労働法律旬報』1740号(2011年3月25日発行)

2018年度春学期 労働講座企画委員会寄付講座
「未来の自分をつかめ~OB・OGの働き方をとおして考える」シラバス

4月10日 イントロダクション、ビデオ『OB・OGインタビュー』の上映

遠藤公嗣(経営学部教授)

イントロダクションでは、講座全体の概要を紹介し、講義の進め方と履修上の注意点、成績評価について説明する。次に、ビデオ『OB・OGインタビュー』を上映する。OB・OGたちは今、どのような思いを抱きながら働いるのだろうか。本講義のために事前にインタビューをして記録したビデオには、20〜30代の複数の先輩たちが登場する。

配付資料:受講上の注意(PDF)

4月17日 ゲスト・トーク〜OB・OGの働き方

青野恵美子(明治大学労働教育メディア研究センター)

ビデオに登場した複数のOB・OGのインタビューのなかから、特徴的な働き方に焦点をあてる。特に近年、職場で問題になっている長時間労働やマタニティ・ハラスメントなどについて考えてみたい。本講義の最後には、「アルバイト・アンケート」に記入し提出する。

ゲストスピーカー
吉松龍一(連合東京):配付資料(PDF)
宮下浩子(マタハラネット代表理事):配付資料(PDF)

4月24日 職場のリアル(1)人事部マネジャーが語るキャリア・ルート

石川公彦(沖縄大学)

現役の人事部マネジャーをゲストに迎え、職場のリアルについて話を聞く。日本企業で働くとは、どのようなことなのか。人事部は就活生のどこをみて採用を決めているのか。入社後のキャリアはどのように定めているのか。社員のどこをみて賃金や昇進を決めているのか。これらの話をふまえて、日本企業の雇用慣行について担当講師が解説を加える。

石川公彦:配付資料(PDF)
ゲストスピーカー:A社人事部マネージャー

5月8日 職場のリアル(2)なぜ過労死はおきたのか?

中澤誠(東京新聞社記者)

働く現場で蔓延する長時間労働は、身体や精神にさまざまな疾患を引き起こし、過労死すら生み出している。近年、20〜30代の過労死の事件が問題となった。しかし、その実情については、会社というベールに包まれ、過労死に対する労働災害の認定申請や、企業への賠償請求として明らかにされるにすぎない。『ルポ 過労社会』を執筆した講師が、新聞記者の視点から問題提起をする。

配付資料(PDF)

参考図書:
中澤誠『ルポ過労社会』(ちくま新書・2015年)
中澤誠・ 皆川 剛『検証 ワタミ過労自殺』岩波書店、2014年

5月15日 職場のリアル(3)労働相談からみえること

今野衛(連合ユニオン東京)

労働組合の「連合ユニオン東京」は、職場で問題を抱えている人たちからの労働相談にのり、相談者と一緒に問題解決に取り組んでいる。近年の相談者と相談内容の特徴や、具体的な事例をとおした解決方法について、現場の相談スタッフが解説する。

配付資料(PDF)

リンク
LinkIcon連合東京のウェブサイト

5月22日 職場のリアル(4)働く人たちの貧困

白藤香織(横浜市男女共同参画推進協会)

非正規で働く人の数は増加の一途を辿っている。とりわけその比率は女性において高い。非正規雇用は柔軟な働き方であると考えられている一方、収入が低く、不安定であることから貧困に陥るリスクも大きくなる。同協会が2015年に企画実施した当事者への調査を核に編集した『シングル女性の貧困』(2017年)を用いて、講義を進めていく。

配付資料(PDF)

リンク
横浜市男女共同参画推進協会のウェブサイト

参考図書:小杉礼子・鈴木晶子・野依智子・横浜市男女共同参画推進協会『シングル女性の貧困』明石書店、2017年

5月29日 職場のリアル(5)グローバリゼーションと企業

田中滋(NPO法人アジア太平洋資料センター)

90年代以降、経済のグローバル化が進み、生産拠点はコスト削減をもとめて海外へと移転した。また、生産は下請けの重層構造を生み出し、海外の労働NGOは、下請け現場で深刻な労働災害などが発生していると報告している。安価な労働力を求めてグローバル化する企業の実態について考える。

配付資料(PDF)

リンク
NPO法人アジア太平洋資料センターのウェブサイト

当日の講義録画


6月5日 労働社会の改革(1)日本の労働社会の成り立ち

濱口 桂一郎(独立行政法人労働政策研究・研修機構)

戦後、日本の労働社会はどのように形成されてきたのか。そして現在、正規・非正規労働者の双方に過酷な働き方をもたらしている労働社会のありようを、どのように変えていくべきなのかについて、問題提起をして議論したい。

配付資料(PDF)

参考図書:
濱口 桂一郎『新しい労働社会:雇用システムの再構築へ』岩波新書(2009年)
濱口 桂一郎『日本の雇用と労働法』日経文庫(2011年)
濱口桂一郎『若者と労働:「入社」の仕組みから解きほぐす』中公新書ラクレ(2013年)
濱口桂一郎『日本の雇用と中高年』ちくま新書(2014年)
濱口桂一郞『働く女子の運命』文春新書(2015年)

リンク
LinkIconhamachanの労働法政策研究室
LinkIconEU労働法政策雑記帳

当日の講義録画


6月12日 労働社会の改革(2)ジェンダーの視点から考える

木本喜美子(一橋大学)

日本の労働社会は、男性を主たる稼ぎ手、女性を主婦と非正規労働者として位置づけてきた。現在の男性正社員の長時間労働と、女性を主とする非正規労働者の働き方をめぐる問題点を明らかにし、ジェンダーの視点から改革の方向を提起する。

6月19日 労働社会の改革(3)EU(ヨーロッパ)から学ぶ

田端博邦(東京大学)

EUでは、日本と異なる労働時間に対する法規制や、非正規労働に対する法的保護と規制の枠組みを持っている。EUと比較しながら、日本の労働社会の改革の方向を提起する。

配付資料(PDF)

6月26日 労働社会の改革(4)安心して働ける雇用のあり方と労働政策

川野英樹産業別労働組合JAM

職場における長時間労働やさまざまな問題の解決にむけて、企業別・産業別に組織された労働組合の役割は重要である。機械・金属産業を中心に大企業や中小企業で働く労働者35万人が結集する産業別労働組合「JAM」の取り組みついて報告する。また、労働者を代表して厚生労働省の「労働政策審議会」に関わった講師が、労働政策の決定のプロセスについて言及する。

リンク
LinkIcon産業別労働組合JAM

7月3日 労働社会の改革(5)安心して働ける雇用のあり方と労働政策

高須裕彦(明治大学労働教育メディア研究センター)

これまでの講義で学んだ職場の実態と問題点についてふりかえる。そのうえで、日本の労働社会の改革の方向について、現政権における労働政策との関連から考える。本講義の最後に、レポートを執筆するうえでのポイントについてもふれる。

7月10日 労働者の権利(1)労働法Q&A

森崎 巌(全労働省労働組合執行委員長元労働基準監督官)

学生アルバイトは、法律上の労働者であり、労働基準法をはじめとする労働法が適用される。しかし、アルバイトの現場では、賃金未払いやサービス残業、火傷・事故、勝手なシフト変更、休憩が取れない、などの問題が起きている。学生への「アルバイト・アンケート」をもとに、職場で多発する問題とその解決方法について、労働基準監督官を務めた講師がQ&A形式で応える。

参考資料:
連合『働くみんなにスターターブック』
ポケット労働法(東京都産業労働局)

7月17日 労働者の権利(2)職場の安全とハラスメントQ&A

天野理(NPO法人 東京労働安全衛生センター)
栗田隆子(働く女性の全国センター)
遠藤公嗣(経営学部教授)

前回に引き続き、学生アルバイトの現場で多発する問題とその解決の方法について、労働NPOのスタッフがQ&A形式で応える。特に、職場のハラスメントの問題に関する解決策や、労働相談機関の活用方法について紹介する。コーディネーターから全体のまとめを行う。

参考資料:ポケット労働法(東京都産業労働局)

リンク
NPO法人 東京労働安全衛生センター
働く女性の全国センター

【授業の概要・目的】
社会人になる前に、一足先に先輩たちの「職場のリアル」をのぞいてみよう。20〜30代の社会人たちは、どのような働き方をしているのだろう? その案内人として、OB・OGのほか、企業人事担当者や新聞記者、労働組合のスタッフなど多彩な講師らが登壇する。さらに、今後の私たちの働き方について、ヨーロッパとの比較やジェンダーの視点から考えたい。最後に、学生アルバイト先でのトラブル事例を取り上げ、解決策を求めて、労働基準監督官を務めた講師が労働法について解説する。

【履修上の注意】
本講義の前半の「職場のリアル」では、職場における厳しい現実の一端を伝えることになる。就職前にそのような現実を直視し、問題解決に向けての「智恵」を、ゲスト講師から学んでほしい。

【準備学習(予習・復習等)の内容】
最終課題レポートの作成にあたり、毎回の配布資料を参考にし、1冊以上の参考書を読んでから自分の考えをまとめること。

【教科書・参考書】
教科書はとくに使用しない。毎回の講師が作成したパワーポイントやレジュメ、映像教材を使用する。

参考書:
宮里邦雄・川人博・井上幸夫『就活前に読む〜会社の現実とワークルール』(旬報社・2011年)
濱口桂一郎『若者と労働〜「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ・2013年)
濱口桂一郞『働く女子の運命』文春新書(2015年)
中澤誠『ルポ 過労社会』(ちくま新書・2015年)
森岡孝二『雇用身分社会』(岩波新書・2015年)
小杉礼子・鈴木晶子・野依智子・横浜市男女共同参画推進協会『シングル女性の貧困』明石書店、2017年
石田眞、浅倉むつ子、上西充子『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』旬報社、2017年

【成績評価の方法】
授業の出席確認を兼ねた毎回の感想文の提出56点(各4点×14回)と、レポート44点(アルバイトに関するアンケート提出4点・最終課題レポート40点)で評価する。

明治大学学部間共通総合講座
火曜日2限(10:50〜12:30)
駿河台校舎リバティタワー1106教室

コーディネーター 
LinkIcon経営学部 遠藤公嗣
連絡先:
endoxkosh@meiji.ac.jp (アドレスから、xを削除して送信してください)

支援組織(明治大学の特定課題研究ユニット)
LinkIcon明治大学労働教育メディア研究センター

本講座は労働組合や労働NGO、個人で構成される労働講座企画委員会[代表:平野敏夫(NPO法人東京労働安全衛生センター)]の寄付による講座です。主な寄付者は、全日本自治団体労働組合(自治労)、日本教職員組合(日教組)、産業別労働組合JAM、一般財団法人日本教育会館、公益財団法人総評会館、LaborNowです。




LinkIcon寄付講座(自治労寄付講座・労働講座のウェブサイト一覧)