日本超心理学会月例会

2006年5月14日(日曜) 1時〜5時


(1)医学的側面におけるスピリチュアリティについて

田崎美弥子 (心理学)

 現在、終末医療やQOLにおいてスピリチュアルケアが欠かせないものとなっています。WHOでもスピリチュアリティの重要性をうたっていますし、欧米では治療の一環としてすでに取り入れられています。
 こうした医学的な側面におけるスピリチュアリティ研究の役割と今までの経過、および現状について概説します。


(2)超能力マジックの検討

話題提供:渡辺宙明

 超能力現象をマジックで行う映像を見て、そのトリックを暴き、超心理実験の企画の指針とする。

当日の指摘:最近のテレビ番組では、テレビ局までもが一体(グル)になった大掛かりなイルージョンがよく行なわれ、マジックの範疇を逸脱する傾向がある。超能力の番組もそれと同一視すれば、サイキック・イルージョンとみなすことができる。こうした動向は、マスメディアの信頼性を損なうことにつながり、弊害が大きい。


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