GraceMailに届く迷惑メール対策

所属 :和泉AV・ITサポートサービス
作成者 :加賀 賢太朗
作成日 :2005年10月13日
最終修正 :2005年10月21日

迷惑メールの届く件数が増えて困っている方が多くなってきたので、GraceMailのフィルタリングについて紹介してみます。

ここで紹介する手法は、表題や送信者が特定の条件に一致したときに任意のフォルダに振分けさせる方法です。

残念なことに受信済みのメールの再振分けはできません。
できますね・・・

初級編

フォルダ作成

GraceMailにログインしたら、フォルダ編集クリック
フォルダの作成にて「spam(上級編を参考にされる方には半角英数を推奨)」と入力してクリック

フィルタリング設定の基本

設定→受信「メール振分けルールの設定」クリック。

受信メールの振分けについて設定します。


受信メールの

の語句が含まれる場合



フォルダに移動する。

ちょっと説明しずらいので書き換えます。


受信メールの

の語句が含まれる場合



フォルダに移動する。

受信メールの[ほにゃらら]に
[ほげほげ]の語句が含まれる場合
[ほぎゅほぎゅ]フォルダに移動する

「ほにゃらら」に設定できる項目が「表題」「送信者」「宛先(To)」「宛先(Cc)」の4つだけなので頭をひねります。

表題で弾く

メールのヘッダー情報の「Subject」に相当します。
ここでは迷惑メールとして一発でわかるような単語を少しずつ登録するブラックリストという考え方で対処します。

受信メールの[表題]に
[表題の例]の語句が含まれる場合
[spam]フォルダに移動する

表題の例
☆、★、出会、完全、無料、登録、当る、素人、動画、プレゼント、サイドビジネス、などなど・・・
(うーむ、このままで普通のspamの件名になりそうだ)

送信者で弾く

メールヘッダー情報の「From」に相当します。
最近の迷惑メール送信者はなかなか同じメールアドレスで送信しません。なんとなく規則性を見つけ出して、条件を指定していきます。

その1:spamを個別に弾く

最近のSS宛に届く迷惑なメールには「info@ほにゃらら.com」が沢山送られて来ます。
送信者に「info」を含む場合に「spam」フォルダに振り分けるように指定します。これもブラックリストの考え方です。

受信メールの[送信者]に
[info]の語句が含まれる場合
[spam]フォルダに移動する

その2:学内から届くものだけを「学内」フォルダに移動する

ブラックリストの反対のホワイトリストという考え方です。
「meiji」フォルダを作成しておきまして、特定の人から送られてきたメールだけ特別なフォルダに移動するやり方です。

受信メールの[送信者]に
[meiji.ac.jp]の語句が含まれる場合
[meiji]フォルダに移動する

これなら情報科学センターが交付するメールアドレスから送信されたものは特定の「meiji」フォルダに保存されます。
docomo.ne.jpとかyahoo.co.jpとかの個別のドメインも同様にできます。

その3:完全に送信者を指定する

ホワイトリストの完全版ですが、登録件数が増えると疲れます。

受信メールの[送信者]に
[hogehoge@docomo.ne.jp]の語句が含まれる場合
[meiji]フォルダに移動する

優先順位

振分けルールは画面の上が優先されます。思い通りのフォルダに振り分けられないときには順位を確認してみましょう。

最振分け

メール振分けルールを追加して[設定]ボタンを押すと、画面の最下部に再振分けのボタンが出てきます。

受信箱にあるメールを対象に振分けを実行します。

 受信箱にあるメールを振分ける。

慎重に振分けルールを指定してから[振分け]ボタンで実行してください。

Spamよけ対策

迷惑メールが届かないようにする対策を幾つか紹介します。詳しいことを解説しているサイトはいっぱいあるので、詳細は省きます。

エンティティでメールアドレス表示

HTMLエンティティ化で変換すると人間には可読できないエンティティ文字に変換できます。しかし最近のメールアドレス収集ソフト(google)はエンティティに対応しているものが増えてきたようなので、単純なエンティティ化では対策にならないようです。


CGIでエンティティコード化(CGI RESCUE)から頂きました。

変換ボタンを押すと、新しいページにエンティティ化された文字列が表示されます。(もちろん履歴を収集しておりませんので安心して変換ボタンを押して下さい。連打はしないでね。)

JavaScriptでメールアドレス表示

JavaScriptとエンティティ化を組み合わせるのが一番有効かもしれません。(ソースを見るとわかると思います。)

<script language="JavaScript">
<!--
a="hogehoge";
b="warawara.com";
c="メールはこちら!";
document.write('<a href="mailto:'+ a + '@' + b +'">' + c + '</a>');
// -->
</script>

これなら簡単なメールアドレス回収ロボットには対抗できそうです。

その他

メールアドレスを画像化

Hand M@ilで任意の画像に変換してくれるサービスがあります。

JavaScript+エンティティ

JavaScript External Fileさんのところのmailtoタグ JavaScript 変換ツールが一番強力かも。


上級編

/home/user_name/.gracemail/gmdeliverrcがフィルタリングの設定ファイルです。
この設定ファイルをローカルに保存してから編集することで、大量のフィルタリングも少しは楽に設定できるかもしれません。

このファイルを直接操作する前に、GraceMailの設定をすこし変更しておきます。

例えば、フォルダ「info」と「mail_magazin」を作成し、それぞれに振分けルールを指定した場合

選択項目<Tab>検索する文字列<Tab>移動先フォルダ

subject<Tab>info<Tab>user/:info
from<Tab>microsoft<Tab>user/:mail_magazin

テキストエディタでタブを表示する設定にして編集すれば問題ないかと思います。ちなみに上位ほど優先順位が高いです。

操作の順番を箇条書きにすると

超上級編

procmailで件名書き換えを参照して下さい。もうちょっと細かい設定が可能になります。


問い合わせ等については和泉AV・ITサポートサービス インフォメーションを参照して下さい。
もしくはかがのページからどうぞ