• ゼミの研究テーマ
    • 地球環境問題を考察します。
    • プレゼンテーション能力の向上を目指します。
  • 卒論指導・3年次
    • エコ検定(環境社会検定)
      7月に実施されるエコ検定を全員で受験します。
      エコ検定では、環境問題全般にわたる問題が出題されますので、この検定試験に向けた学習は、広範な環境問題に取り組むための基礎知識を習得するために、非常に効果的です。またエコ検定は、履歴書にも記載できる社会的な資格でもあります。
    • 卒論のテーマを決定
      後期のゼミでは、各自の希望を聞きながら、早い段階で卒論のテーマを決めていきます。
  • プレゼン指導
    • 柴崎ゼミでは、プレゼンテーション能力の向上も重要な目標としています。3年次の春学期はエコ検定のテキスト、秋学期は環境白書やIPCCの報告書を使って、毎週順番で内容に関するプレゼンテーションを行います。特に3年次の秋学期から4年次を通して行う、「10分プレゼンテーション」の練習は、社会に出て必ず役立つことでしょう。
  • 外書研究:"The Land Ethic" by Aldo Leopold
    • 日本人にとって、アメリカは、環境問題に対してあまり積極的ではないというイメージが強いように思われますが、自国の自然保護に関しては、極めて先進的で積極的だと言って間違いありません。A.レオポルドは、こうしたアメリカ的自然保護思想の一つの基盤を築いた人物で、中でもここに取り上げる「土地倫理」は、アメリカ人の自然観や倫理観を理解する上で、極めて重要な概念だと言えます。ゼミでは、レオポルドの"The Land Ethic"を精読し、アメリカ的な自然観ばかりでなく、我われ日本人の自然観についても考えて行くことにしたいと思います。
  • 入室条件等
    • このゼミは、3年次春学期に開講予定の柴崎が担当する文化論の講義内容と密接な関連を持ちます。したがってゼミの入室希望者には、この授業の履修を参加の条件とします。
  • 卒論指導・4年次
    • 4年次の卒論指導では、毎時間一人の担当者を決め、各担当者が卒論の進行状況にそって、ショート・プレゼンテーションを行います。その後、ディスカッションや、他のゼミ生からの様々なアドバイスを通して、確実に卒論をまとめ上げることを目指します。同時に、プレゼンテーション能力の、さらなる向上にもつなげて行きます。
  • 合宿
    • 伊豆大島、足尾銅山跡、磐梯吾妻国立公園などを候補地として、環境問題を考える上で重要な意味を持つ場所を訪ね、文献研究では決して得られない体験的知識の獲得を目指します。