高橋俊夫先生について

私の主要担当科目

経営学史、比較経営論(西欧)

私のプロフィール

1939年5月17日生まれ

経営学を学ぶこと、研究することにかかわってすでに40年余か。

本学経営学部の出身。

学生時代の私―研究者へのあゆみ

創立時からの本学部の多くの先生方の指導を受けて育ててもらった。深く感謝している。

特に佐藤豊、佐々木吉郎、E・グーテンベルクには振り返ってみると多くの教えを受けた。

佐藤豊先生は若くしてドイツ・ベルリン大学に学びW・ゾンバルト、J・イエヒト、J・イエッセンらに学んだ先生だった。ドイツ語のみならず科学することとは何か、社会科学とは何かを徹底的に教わった。二年次教養演習、当時のプロ・ゼミナールで指導を受けた。

1959年(S・34)大学に入学した1年生のときにドイツの経営学者E・グーテンベルクが来日して日本で二度に渡って東京、大阪でトップセミナーを開催した。その折、大手町、サンケイ・ホールで公開講演会が開催された。経営学の何かがまだわからない時に聴きに行ったのだが、多くの刺激を受けた。ことによると研究者に心動かされた契機はあの講演会ではなかったのか。

以来数えれば44年か。学部後の大学院の5年間で佐々木吉郎先生の下で経営学研究を徹底的に鍛えられた。そのほとんどがマン・ツー・マンという1対1の授業。ひたすら研究に没頭した。この5年間で学位論文「経営経済学方法論争史」を書き上げた。400字詰め1500枚。

教師としての私

1968年(S・43)本学部の助手に採用されて、講師、助教授を経て、教授に。わがゼミナールもすでに33回生を数え、ゼミナールのOB、OGだけでも600名余、さらに大学院で学んで今や大学での教育、研究にかかわっている者だけで50名を教えるのではないのか。学部生にも院生にもいつも変わらずを心がけてきたつもり、できたら学ぶことの楽しさも知ってほしいと語りかけてきたつもり。そうした姿勢はこれからも持ち続けたい。

学会ではこんなことをしています

学会活動では日本経営学会を中心に日本労務学会、海外でのドイツ語圏の国際学会、さらにはドイツ経営学研究会(現在会長)にかかわってきた。90年代初め、91年に東京で開催された経営学会国際連合(IFSAM)はその設立時から大会時の事務局までを担当。日本経営学会では総務理事、東日本代表を勤めた。著書としては『コーポレート・ガバナンス』(編著中央経済社‘95)『ドイツの企業』(編著、早大出版部、1997)などをまとめた。2002年4月に『比較経営論』(編著、税務経理協会)も刊行予定。2001年6月、ドイツでの国際コンファレンスでも報告した。

主な研究業績

「経営経済学の新動向」中央経済社,1979
「経営経済学小史」訳 1971,ミネルヴァ書房
「経営学史」(共著)(亜紀書房,1972)
「新版 現代の企業経営」ミネルヴァ書房1994
「科学的管理と労働のヒューマニズム化」1995.雄松営出版
「コーポレート・ガバナンス」(編著)中央経済社 1995
「ドイツの企業」(編著)ミネルヴァ書房,1998
「新しい時代と経営学」編著 ミネルヴァ書房,1998
「経営学への扉」(共著)白桃書房 1999
(論文)
「コーポレート・ガバナンス」明治大学社会科学研究所紀要 2000
「組織とマネジメントの成立―経営学の奔流」(著)中央経済社2006
「株式会社とは何か―社会的存在としての企業」(著)中央経済社2006
「コーポレート・ガバナンスの国際比較−米、英、独、仏、日の企業と経営」(編著)中央経済社2006