まずは、歌代ゼミを選んだ理由を教えていただけますか。

 私はゼミを選ぶ当時から経営コンサルタントになりたかったんですね。 会計学科に所属していたので会計知識は学べていたので、ゼミについては経営系を調べていたら、歌代先生のゼミが面白そうだと思い決めました。 歌代先生は三菱総研で長年お勤めになっていたのもあるし、フレンドリーだったので。

 ゼミの雰囲気はどうですか。

 特に私の代でよく言われるのは、一人一人の個性が強いってことですね。 まとめるのは難しいけれど、逆にそれぞれの意見が出てくるのが面白いと思えました。 喧嘩をすることもあったけれど、今でもすごく仲が良く、この間もゼミの同期でスキーに行ったんですよ(笑)。いい仲間ができたと思います。

 就活する時はゼミでの経験が活かされましたか?

 活かされていましたね。私は副ゼミ長をしていたので、就活では副ゼミ長として取り組んだチーム・マネジメントについて中心的に話していました。 ゼミ長と話をしながら、色々な企画を考えて皆に持っていきましたね。

 具体的にはどんなことをされたんですか?

 んー、本当に色々しましたね。例えば、週に一人ずつ担当を決めてプレゼンをしていったこともありました。 『いかに相手に興味を持って聞いて貰うか』ということを意識するようになったので、この企画でゼミ生にかなりプレゼンの力はついたと思います。 あと、「メール日記」を回したことも印象に残っていますね。

 「メール日記」とは?どういったことをされたんですか?

 毎回担当者がその時の興味・関心のあること、近況などをメールで皆に送り、その後の担当をランダムに決めて回していくというものでした。 元々は文章力の養成を目的としてやっていたんですが、夏休みとか、放っておくとゼミのメンバー同士が疎遠になりがちな時でもお互いのことが知れて、 親交を深めることにもつながっていましたね。

 なぜ、そういった企画を積極的に実行していったのですか?

 私たちの頃はゼミが出来たばかりということもあり、ゼミでやることが定まっていなくて、時間的な余裕が多かったという事が前提としてありましたね。 その上で、私自身が何かをしていきたいっていう思いは強かったし、私達がやったことの幾つかでも、 下の代に受け継がれていってゼミの伝統になっていけば嬉しいな、ということは考えていました。

 歌代先生は就活に関して、何かアドバイスなどはされていましたか?

 私は、先生がお仕事で関わったことのある人を通じて、ある外資系の会社でのインターンを紹介してもらいました。 M&Aをしている会社だったのですが、そこで書類を作成したり、会議に参加させてもらったりもしました。

 歌代先生に対して、どんな印象をお持ちですか?

 私にとっては、なんでも相談できる大好きな恩師ですね。 仕事やキャリアのことって、同世代だと相談しづらいこともあると思いますが、総研で最前線で長年活躍されてきて、今も教授としてバリバリ働いてる人生の大先輩に、 それも気軽に相談できるって、すごく貴重だと思います。

 最後に、ご自身のキャリア観についてお聞きかせください。

 もともと、将来会計士になってコンサルの仕事がしたいと思っていたのですが、とりあえず大学時代は就活を選び、法人営業を通じて経営の現場が見れる銀行に入りました。 銀行での仕事は取引先の社長と話したり、決算書を分析したりすることが中心なので、とても貴重な経験ができたと思います。

 銀行で長期的にキャリアを築いていくという考えはなかったのですか?

 やはり会計士になりたいという気持ちはあったので、銀行で働きながら会計士の資格を取り、 銀行内でやりたいことができる部署に異動したりしていたらそれもあったかもしれませんね。 ただやはり銀行で働きながら勉強をするのは私には難しかったので、一旦辞めて資格取得に専念することに決めました。