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明治大学国際武器移転史研究所主催・第10回公開シンポジウム
「分断する国際秩序-軍事緊張と平和創造のはざまで-」


20240110_img
PDFのチラシはこちらをご覧ください

日時

2024年01月10日(水)17:30-20:00 (17:00開場)

場所

明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール

101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1

登壇者・進行

司会・進行 纐纈 厚 (本研究所客員研究員)
第1報告 佐原 徹哉 (明治大学政治経済学部教授) 「極右の国際連帯と地域紛争」
本報告では、2011年のノルウェー連続テロ事件とバルカンの民族主義思想の結合によって生まれたカウンター・ジハード主義を紹介し、 異質な思想が地域を超えて結合することでグローバル性と反グローバル性を兼備する政治運動が出現するメカニズムを明らかにする。 その上で、同じメカニズムがウクライナ戦争を巡る欧州の極右運動の国際連帯とイスラエルのガザ侵攻を巡る西欧とムスリム諸国の 言説にも作用していることを紹介し、排外主義的な思想が国際化し、リベラルな規範が後退している現状に注意を喚起する。
第2報告 前泊 博盛 (沖縄国際大学経済学部教授) 「岸田内閣の〝異次元の軍拡〟と沖縄」
5年間で43兆円という異次元の軍拡を決定した岸田内閣は、南西諸島・沖縄を台湾有事の際の戦場と想定し、自衛隊ミサイル部隊の 配備と訓練、軍事施設の強化を進めている。2023年11月10~20日には実戦さながらの4万人規模の日米統合軍事演習が沖縄で実施 された。米中日台が開戦となれば再び沖縄戦の悲劇が県民を襲うとの危機感が沖縄では高まっている。本報告では、かつての「旧日本 軍32軍の沖縄配備と沖縄戦」と今日の「陸上自衛隊15旅団の師団化(安保関連三文書に明記)」などの「自衛隊の沖縄配備強化と台 湾有事」問題を比較検証する。
質疑応答

参加費

無料

参加方法

1. 当日、グローバルホール入口にて受付を行います。
2. 入場者が150名を超えた場合には、入場を制限させていただくことがあります。

主催

明治大学国際武器移転史研究所

後援

政治経済学・経済史学会兵器産業・武器移転史フォーラム

問い合わせ先

明治大学国際武器移転史研究所の事務局まで、メールでお問合せください。
E-mail: rihgat@@@meiji.ac.jp
(お手数をおかけいたしますが、@を1つにして送信してください。)