お知らせ

最終課題レポートの提出について

レポート課題:授業で学んだことを踏まえて、日本の労働社会における問題点をあげて、その解決策を具体的に論じなさい。字数は3000字以上とすること。

提出方法:表紙(学部、学年、組、番号、氏名を明記のこと)をつけること。フォーマットはWordまたはテキスト、PDFとすること。Oh-o! Meijiシステム内の遠藤公嗣(経営学部)担当「学部間共通総合講座(講座名:労働講座企画委員会寄附講座「未来の自分をつかめ~OB・OGの働き方をとおして考える」)」(火曜日2限)のレポートとして提出すること。

提出期間:7月20日(水)〜7月22日(金)午後1時(厳守)

労働講座のFacebookページ

労働講座のFacebookページを開設しました。講座関連情報を掲載する予定です。
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配布資料

授業で使用したレジュメ、資料などはこのサイトからダウンロードできます。「配布資料」のところをクリックして下さい。「このリンクは無効」などと表示されて、うまくダウンロードできない場合は、表示アドレスを再度読み込んでみて下さい。

過年度の労働講座の実践報告

PDFファイルをダウンロードできます。


青野恵美子「大学における労働教育:明治大学2012年度労働講座の実践から」『労働法律旬報』1777号(2012年10月10日発行)
青野恵美子「大学における労働教育:労働講座の実践から学ぶこと」『労働法律旬報』1740号(2011年3月25日発行)

2016年度春学期 労働講座企画委員会寄付講座
「未来の自分をつかめ~OB・OGの働き方をとおして考える」シラバス


4月12日 ガイダンス、ビデオ『OB・OGインタビュー』の上映

遠藤公嗣(経営学部教授)


ガイダンスでは、講座全体の概要を紹介し、講義の進め方と履修上の注意点、成績評価について説明する。次に、ビデオ『OB・OGインタビュー』を上映する。OB・OGたちは今、どのような思いを抱きながら働いるのだろうか。本講義のために事前にインタビューをして、映像に記録した。ビデオには、20〜30代の複数の先輩たちが登場する。


配布資料:受講上の注意(PDF)

4月19日 OB・OGの働き方 ビデオ『OB・OGインタビュー』を解説する

青野恵美子(明治大学労働教育メディア研究センター客員研究員)

ビデオに登場した複数のOB・OGのインタビューのなかから、特徴的な働き方に焦点をあてる。特に近年、職場で問題になっている長時間労働やマタニティ・ハラスメントなどについて考えてみたい。本講義の最後には、6月の講義で使用する「アルバイト・アンケート」に記入し提出する。

配付資料:
Aさん(明治大学OB、団体職員)レジュメ(PDF)
宮下浩子(マタニティハラスメント対策ネットワーク)資料(PDF)

4月26日 職場のリアル(1)30代の分岐点

石川公彦(広島国際大学医療経営学部講師)

30代の正社員には、いくつかの「分岐点」がある。たとえば、昇進や昇格する・しない、ワークライフバランスする・しない、そして女性の場合には、出産する・しない、など。「分岐点」をめぐる賃金と労働時間を中心とする、企業内のキャリア・ルートについて考える。

配付資料:レジュメ(PDF)

5月10日 職場のリアル(2)長時間労働と過労死

中澤誠(中日新聞社記者)

働く現場で蔓延する長時間労働は、身体や精神にさまざまな疾患を引き起こし、過労死すら生み出している。しかし、その実情については、会社というベールに包まれ、ごく稀に、過労死に対する労働災害の認定申請や、企業への賠償請求として明らかにされるにすぎない。2015年に『ルポ過労社会』を出版した講師が、記者の視点から問題提起をする。

講義映像(YouTube)


配付資料:レジュメ(PDF)

参考図書:中澤誠『ルポ過労社会』(ちくま新書・2015年)
     中澤誠・ 皆川 剛『検証 ワタミ過労自殺』岩波書店、2014年


5月17日 職場のリアル(3)雇用の多様化と貧困

青野恵美子(明治大学労働教育メディア研究センター客員研究員)

厚生労働省は2015年11月、働く人たちに占める非正規労働者の割合が4割に達したと発表した。非正規労働者とは、どのような働き方をしている人たちなのか。彼らは生涯をとおして、人間らしい生活を送ることができるのか。統計資料と当事者の声から、その実態について考えてみたい。

ゲストスピーカー(1)生きづらさ、働きづらさに悩む若年シングル女性たち:飯島裕子(ノンフィクションライター)

ゲストスピーカー(2)契約社員として:Bさん(契約社員・技術者)
 参考文献:黒川昂勲「ある契約社員の不安な日々:二〇一八年の雇い止め問題」『労働法律旬報』1862号(2016年4月25日発行)

5月24日 職場のリアル(4)労働相談の現場から

今野衛(連合ユニオン東京書記長)



職場で問題を抱えている人たちからの労働相談にのっているユニオンがある。労働組合の「連合ユニオン東京」では、相談者と一緒に問題解決に取り組んでいる。相談スタッフが、近年の相談者と相談内容の特徴や、具体的な事例をとおした解決方法について言及する。

リンク
LinkIcon連合東京ウェブサイト


参考ビデオ:連合『働くことを軸とする安心社会 やくみつる編 30秒 CM』



5月31日 職場のリアル(5)労働組合の役割

川野英樹産業別労働組合JAM副書記長


職場における長時間労働やさまざまな問題の解決にむけて、企業別・産業別に組織された労働組合の存在を見過ごすことはできない。機械・金属産業を中心に大企業や中小企業で働く労働者35万人が結集する産業別労働組合「JAM」の取り組みついて報告する。さらに日本の労働組合の全体像についても言及する。

講義映像(YouTube)


配付資料:パワーポイント(PDF)

リンク
LinkIcon産業別労働組合JAM

6月7日 中間まとめ(1)現政権の労働政策を読み解く

高須 裕彦(一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター)


これまでの講義で学んできた職場の実態と問題点についてふりかえる。そこに至った要因について、現政権における労働政策との関連から考える。

配付資料:パワーポイント(PDF)

リンク
LinkIcon一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター



6月14日 中間まとめ(2)グループ討議と発表

高須 裕彦(一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター)


前半の講義で学んだことについてふりかえり、卒業後の自分たちの働き方について考える。学生は小グループに分かれて課題について議論・発表し、全体で議論する。


配付資料:中間まとめのワークショップ(PDF)

6月21日 労働者の権利(1)労働法Q&A

森崎 巌(全労働省労働組合執行委員長元労働基準監督官)


学生アルバイトは法律上の労働者であり、労働基準法をはじめとする労働法が適用される。しかし、職場では、賃金未払いやサービス残業、セクハラ・パワハラ、火傷・事故、勝手なシフト変更、休憩が取れない、などの問題が起きている。第2回の講義で実施した学生への「アルバイト・アンケート」をもとに、職場で多発する問題とその解決方法について、元労働基準監督官がQ&A形式で応える。



講義映像(YouTube)


配付資料:パワーポイント(PDF)
参考資料ポケット労働法(東京都産業労働局)

6月28日 労働者の権利(2)パワハラ対策と相談機関

飯田 勝泰(NPO法人 東京労働安全衛生センター事務局長)
ゲスト:橋本佳代子(弁護士)


前回に引き続き、学生アルバイトの職場で多発する問題とその解決の方法について、労働NPOのスタッフがQ&A形式で応える。特に、職場のハラスメントの問題に関する解決策や、労働相談機関の活用方法について紹介する。


飯田講義映像(YouTube)


橋本講義映像(YouTube)



配付資料:飯田パワーポイント(PDF)橋本パワーポイント(PDF)
参考資料ポケット労働法(東京都産業労働局)

リンク
NPO法人 東京労働安全衛生センター
日本労働弁護団

厚生労働省、平成27年度「過労死等の労災補償状況」(飯田パワーポイント10-11ページの「精神障害に関する事案の労災補償状況」「脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況」の最新データ)

7月5日 日本の労働社会の成り立ち

濱口 桂一郎(独立行政法人労働政策研究・研修機構 労使関係・労使コミュニケーション部門統括研究員)


 戦後、日本の労働社会はどのように形成されてきたのか。そして現在、正規・非正規労働者の双方に過酷な働き方をもたらしている労働社会のありようを、どのように変えていくべきなのかについて、問題提起をして議論したい。

配付資料:レジュメ(PDF)

参考図書:
濱口 桂一郎『新しい労働社会:雇用システムの再構築へ』岩波新書(2009年)
濱口 桂一郎『日本の雇用と労働法』日経文庫(2011年)
濱口桂一郎『若者と労働:「入社」の仕組みから解きほぐす』中公新書ラクレ(2013年)
濱口桂一郎『日本の雇用と中高年』ちくま新書(2014年)
濱口桂一郞『働く女子の運命』文春新書(2015年)

リンク
LinkIconhamachanの労働法政策研究室
LinkIconEU労働法政策雑記帳

7月12日 日本の労働社会の変革〜ジェンダーの視点

木本喜美子(一橋大学名誉教授教授)


日本の労働社会は、男性を主たる稼ぎ手、女性を主婦と非正規労働者として位置づけてきた。現在の男性正社員の長時間労働と、女性を主とする非正規労働者の働き方をめぐる問題点を明らかにし、ジェンダーの視点から改革の方向を提起する。


配付資料:



7月19日 日本の労働社会の改革〜EUと比較/総括

田端博邦(東京大学名誉教授)/遠藤公嗣(経営学部教授)



EUでは、日本と異なる労働時間に対する法規制や、非正規労働に対する法的保護と規制の枠組みを持っている。EUと比較しながら、日本の労働社会の改革の方向を提起する。コーディネーターから全体のまとめを行う。


配付資料:レジュメ(PDF)


【授業の概要・目的】
近年、若い世代の職場での働き方が問題となっている。本講座では、20〜30代の社会人たちが、実際に職場でどのような働き方をしているのか、その実態と問題点、その社会的背景について明らかにする。また、後半の講義では、ヨーロッパとの比較やジェンダーの視点から、今後の日本がめざすべき働き方について考える。さらに、社会人として知っておくべき労働者としての基本的権利や、問題に直面したときの相談機関や具体的な解決の方法について、実務経験のある労働組合やNPOのスタッフが講義する。


【履修上の注意】
本講義の前半では、職場における厳しい現実の一端を伝えることになる。就職前にそのような実態について知り、実際に問題に直面したときの解決に向けての「智恵」を養ってほしい。

【教科書・参考書】
教科書はとくに使用しない。毎回の講師が作成したパワーポイントやレジュメ、映像教材を使用する。

参考書:宮里邦雄・川人博・井上幸夫著『就活前に読む〜会社の現実とワークルール』(旬報社・2011年)
    濱口桂一郎著『若者と労働:「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ・2013年)
    中澤誠著『ルポ過労社会』(ちくま新書・2015年)
    森岡孝二『雇用身分社会』(岩波新書・2015年)


【成績評価の方法】
授業の出席確認を兼ねた毎回の感想文の提出56点(各4点×14回)と、レポート44点(アルバイトに関するアンケート提出4点・最終課題レポート40点)で評価する。






明治大学学部間共通総合講座
火曜日2限

コーディネーター 
LinkIcon経営学部 遠藤公嗣
連絡先:
endoxkosh@kisc.meiji.ac.jp (アドレスから、xを削除して送信してください)

支援組織(明治大学の特定課題研究ユニット)
LinkIcon明治大学労働教育メディア研究センター

本講座は労働組合や労働NGO、個人で構成される労働講座企画委員会[代表:平野敏夫(NPO法人東京労働安全衛生センター)]の寄附による講座です。主な寄附者は、全日本自治団体労働組合(自治労)、日本教職員組合(日教組)、産業別労働組合JAM、一般財団法人日本教育会館、公益財団法人総評会館、LaborNowです。